【NEW】飯田屋飴店さんがオープンしました!
2023.2.3
こんにちは。
「旅するように和菓子と出逢う」編集室です。
新しい和菓子屋さんが出店されましたので、
お知らせいたします!
糸が折り重なったかのような線が光を受けて、金色の絹のように見える。
その繊細で唯一無二と言っていい「あめせんべい」をつくる飴菓子の老舗
長野県松本市の飯田屋飴店さんをご紹介。
松本では飴の歴史は古く、
毎年1月に「あめ市」があり多くの人で賑わうそう。
生産量日本一だったこともあるとか。
今ではわずかな軒数となったが、飯田屋飴店は
200年以上の歴史と伝統ある飴菓子の老舗。
今回ご紹介する「あめせんべい」は、
空気を含んでできた、繊細で軽やかな飴。
パキパキと割りながらひと口を味わう。
素朴でいて香ばしく、上品な黒糖の甘みと素材の良さを感じる。
じっくり煮詰め、手早く何度も練り混ぜた飴を
空気を含ませるために機械と手で織り混ぜる。
職人二人の阿吽の呼吸で、空気を含ませながら長く伸ばす。
それはまるで生糸を織っているかのような美しい線を描く。
繊細ゆえに割れやすいが、その儚さも魅力。
他にはない、美しいこの飴を
ぜひ一度楽しんで見てもらいたい!