鉄板でひとつひとつ手焼き。
モチッとふっくら生地の、阿蘇でつくるどら焼き。
すべて職人のかけた手間から生まれています。
鉄板でひとつひとつ手焼き。
モチッとふっくら生地の
阿蘇でつくるどら焼き。

熊本県阿蘇市は、阿蘇山を囲むカルデラ地形と広大な自然で、全国から観光客が多いのが特長。その阿蘇山からの豊富な湧き水で水基巡りの町として知られる一の宮に、和菓子屋「阿蘇向栄堂」さんがある。
熊本県阿蘇市は、阿蘇山を囲むカルデラ地形と広大な自然で、全国から観光客が多いのが特長。その阿蘇山からの豊富な湧き水で水基巡りの町として知られる一の宮に、和菓子屋「阿蘇向栄堂」さんがある。

2000年以上の歴史がある阿蘇神社の横参道に、明治38年に菓子屋として創業。地元で慣れ親しまれたお店だという。先代が落雁やカステラを中心に和菓子をつくっていたが、現在、お店の看板商品となっているのが「阿蘇どら」。
2000年以上の歴史がある阿蘇神社の横参道に、明治38年に菓子屋として創業。地元で慣れ親しまれたお店だという。先代が落雁やカステラを中心に和菓子をつくっていたが、現在、お店の看板商品となっているのが「阿蘇どら」。

現在4代目となる佐藤さんが手づくりしているが、その経歴は少し変わっている。元々は美容商社で働いていたところ先代が他界し、お店を継ぐことを決意された。突然だったため、継いでいた味と、一からの和菓子づくりとの試行錯誤の毎日だったという。
現在4代目となる佐藤さんが手づくりしているが、その経歴は少し変わっている。元々は美容商社で働いていたところ先代が他界し、お店を継ぐことを決意された。突然だったため、継いでいた味と、一からの和菓子づくりとの試行錯誤の毎日だったという。

諦めかけたそんな中、縁あって熊本の和菓子屋さんから受けたあんづくりの技術を、必死の思いで学び、納得する今の味ができるようになった。
諦めかけたそんな中、縁あって熊本の和菓子屋さんから受けたあんづくりの技術を、必死の思いで学び、納得する今の味ができるようになった。

努力の末にできた「阿蘇どら」は、生地もあんも、佐藤さんの手づくり。素材は北海道産の小豆、こだわりの小麦や卵など厳選したものを。あんは小豆の炊き方に特に丁寧に手をかけ、キレのあるスッキリとした甘さに仕上げている。
努力の末にできた「阿蘇どら」は、生地もあんも、佐藤さんの手づくり。素材は北海道産の小豆、こだわりの小麦や卵など厳選したものを。あんは小豆の炊き方に特に丁寧に手をかけ、キレのあるスッキリとした甘さに仕上げている。

生地は鉄板でひとつひとつ手焼きする。焼き上がりのタイミングを見極めて出来上がった1枚は、ふっくらとした弾力の中にモチッとした食感。一般的などら焼きよりも、やや小ぶりなサイズで、それがちょうど良いと女性に喜ばれている。
生地は鉄板でひとつひとつ手焼きする。焼き上がりのタイミングを見極めて出来上がった1枚は、ふっくらとした弾力の中にモチッとした食感。一般的などら焼きよりも、やや小ぶりなサイズで、それがちょうど良いと女性に喜ばれている。

地元の年配の方から観光に来た若いお客さんまで、おいしいとの声が増え、リピーターもできるように。それがモチベーションになっていると佐藤さんは話す。熊本の震災以降、観光客が減っていたという一の宮にも賑わいが戻ればと思っている。そして、阿蘇神社周辺で唯一の和菓子屋だったことも残していきたいと思われた理由のひとつ。
地元の年配の方から観光に来た若いお客さんまで、おいしいとの声が増え、リピーターもできるように。それがモチベーションになっていると佐藤さんは話す。熊本の震災以降、観光客が減っていたという一の宮にも賑わいが戻ればと思っている。そして、阿蘇神社周辺で唯一の和菓子屋だったことも残していきたいと思われた理由のひとつ。

今はお店は週末(金土日※要確認)のみの営業。日常から離れ、自然に癒やされる阿蘇の旅と、その土地だからこそ食べられる和菓子を、楽しんでほしい。
今はお店は週末(金土日※要確認)のみの営業。日常から離れ、自然に癒やされる阿蘇の旅と、その土地だからこそ食べられる和菓子を、楽しんでほしい。
