イメージを裏切るフワッとやわらかな口どけ。
柚子の香りが広がる、洗練された四角形。
イメージを裏切る
フワッとやわらかな口どけ。
柚子の香りが広がる、洗練された四角形。

一見すると硬そうなお菓子?そのイメージを裏切る、フワッと軽やかで、スッと溶けるような食感。やわらかいの一言では表現しにくい、、、そう、モチッとしたほどよい弾力!そして口に広がる柚子の香りとやさしい甘み!何度も確かめ、味わいたくなるおいしさだ。
一見すると硬そうなお菓子?そのイメージを裏切る、フワッと軽やかで、スッと溶けるような食感。やわらかいの一言では表現しにくい、、、そう、モチッとしたほどよい弾力!そして口に広がる柚子の香りとやさしい甘み!何度も確かめ、味わいたくなるおいしさだ。

昭和2年(1927年)、大阪の四天王寺東門筋で創業し、現在の場所で本店を構える「本まつばや」さん。数々の受賞歴を持つその技術と味は確かなもの。3代目が考案した「月あかり」は、夜をやさしく照らす月あかりをイメージしている。また新しい食感をつくりたいという発想から生まれた和菓子。今は4代目の松下さんがその味を受け継ぎ、更に食感や甘みを追求したところ、人気となりお茶席で選ばれることも多くなったという。
昭和2年(1927年)、大阪の四天王寺東門筋で創業し、現在の場所で本店を構える「本まつばや」さん。数々の受賞歴を持つその技術と味は確かなもの。3代目が考案した「月あかり」は、夜をやさしく照らす月あかりをイメージしている。また新しい食感をつくりたいという発想から生まれた和菓子。今は4代目の松下さんがその味を受け継ぎ、更に食感や甘みを追求したところ、人気となりお茶席で選ばれることも多くなったという。

素材本来のおいしさを大切に厳選。月あかりは平飼い卵の黄身、上質な寒天と、特別なものを使う。まずは寒天から煮詰めるのだが、少しの水分量の変化で食感はジャリっとしてしまう。雨が降ると工程によっては日にちを見合わせるというほど、つくり方は繊細。
素材本来のおいしさを大切に厳選。月あかりは平飼い卵の黄身、上質な寒天と、特別なものを使う。まずは寒天から煮詰めるのだが、少しの水分量の変化で食感はジャリっとしてしまう。雨が降ると工程によっては日にちを見合わせるというほど、つくり方は繊細。

卵の立て具合もふっくらと口どけが良くなるように、職人の肌感で仕上げる。ひとつひとつの作業に「長年の職人技の凄さを感じる」と松下さんは話す。手間をかけて出来上がった月あかりは、更に柚子ピューレで食感や風味を上げ、洗練された四角形に仕上がる。
卵の立て具合もふっくらと口どけが良くなるように、職人の肌感で仕上げる。ひとつひとつの作業に「長年の職人技の凄さを感じる」と松下さんは話す。手間をかけて出来上がった月あかりは、更に柚子ピューレで食感や風味を上げ、洗練された四角形に仕上がる。

本まつばやさんは、店内も数々の商品もセンスが光る。感度の高い情報をキャッチしながら、人が考えない新しいものをつくりたいという。そのひとつがチョコレート風干菓子の「豉(くき)」。これからどんな組み合わせの発想が生まれるのか、楽しみになる。まずはその確かな味から感じてもらいたい。
本まつばやさんは、店内も数々の商品もセンスが光る。感度の高い情報をキャッチしながら、人が考えない新しいものをつくりたいという。そのひとつがチョコレート風干菓子の「豉(くき)」。これからどんな組み合わせの発想が生まれるのか、楽しみになる。まずはその確かな味から感じてもらいたい。

日本の伝統的な発酵食品を使ったコクのある新発想のチョコレート風干菓子。お茶席にぜひ!
日本の伝統的な発酵食品を使ったコクのある新発想のチョコレート風干菓子。お茶席にぜひ!

ふんわりと軽いカステラ生地に、備中小豆の瑞々しくやわらかなあんが絶妙の組み合わせ。
ふんわりと軽いカステラ生地に、備中小豆の瑞々しくやわらかなあんが絶妙の組み合わせ。

有機無農薬栽培の小豆を使った羊羹に、自家製の栗甘露と求肥餅。刻々と変化する夜空の月に見立てた断面がおもしろい。
有機無農薬栽培の小豆を使った羊羹に、自家製の
栗甘露と求肥餅。刻々と変化する夜空の月に見立てた断面がおもしろい。
