梅好きなら食べるべし!
モチッと甘酸っぱい乃し梅の元祖、
創業200年、老舗の山形銘菓。

梅と寒天でつくられた山形銘菓、乃し梅。そのモチッとした甘酸っぱさが、梅好きを虜にする。思い出すと無性に食べたくなる!

乃し梅本舗 佐藤屋さんは1821年の創業から乃し梅をつくり続け、その元祖として山形を代表する老舗。その歴史を感じる貫禄ある店構えに圧倒されるだけでなく、乃し梅は昔から変わらず手づくりの製法を守り続けているというから、思わず感動。

材料は完熟した梅、水飴、砂糖、寒天だけという非常にシンプルなもの。「だからこそ、素材の梅がすべて」というのは八代目の佐藤さん。100%地元産の梅にこだわり、木の上で黄色く色づいたわずかな期間の間に、農家さんのお手伝いに、自分たちでも収穫に足を運ばれるそう。この色づきと味の乗ったタイミングを逃さず、鮮度にもこだわるからこそ、梅の香りと酸味がしっかりしたものを使えるという。収穫した梅はすぐにピューレ状に加工・保存することで、いつの時期も変わらないおいしさで提供される。
材料は完熟した梅、水飴、
砂糖、寒天だけという
非常にシンプルなもの。
「だからこそ、素材の梅がすべて」というのは八代目の佐藤さん。100%地元産の梅にこだわり、木の上で黄色く色づいたわずかな期間の間に、農家さんのお手伝いに、自分たちでも収穫に足を運ばれるそう。この色づきと味の乗ったタイミングを逃さず、鮮度にもこだわるからこそ、梅の香りと酸味がしっかりしたものを使えるという。収穫した梅はすぐにピューレ状に加工・保存することで、いつの時期も変わらないおいしさで提供される。

材料を煮詰めたら、年季を感じるガラスが貼られた木枠に流し込む。1枚1枚気泡を抜き、薄さが均等かどうかを測りながら微調整する。絶妙なバランス加減に、職人さんでなければこぼさずにこの木枠を移動させるのも大変だろう…と思う。

無添加でありながら、乃し梅は120日も日持ちするというのも、驚き。非常にくっつきやすいため、ここからも職人さんの手作業で、断裁され、最後に竹皮で丁寧に包んで、やっと1枚が出来上がる。乃し梅1枚のありがたさを感じずにはいられない。

梅の香りとさわやかな酸味。モチッとした食感がシンプルでおいしい!食べたい分だけハサミで切って食べるのがおすすめ。フルーティーさが◎

乃し梅に砂糖をまぶし、さらに乾燥させました。食べだしたら止まらない…思わず病みつきになるほど。もっちり、梅のさわやかさと砂糖の甘みが絶妙です。

完熟梅と砂糖のシンプルな無添加シロップ。炭酸水やお酒、料理の調味料にも!幅広くアレンジできて老若男女、梅好きさんも苦手さんも楽しめちゃう!

伝統の乃し梅、その可能性は無限にある。佐藤さんは「和菓子をちょっと自由に」をモットーに、様々な組み合わせから乃し梅を使った新商品をつくられている。それは地元地域の人たちとのコラボレーションのきっかけにもなって、幅は広がっていくばかり。乃し梅から展開される新しいおいしさにワクワクする!
