お店の佇まい、歴史、風情、人。
「おいしい和菓子と出逢う旅」は、
和菓子の魅力をもっと知る旅!
見て、知って。
匂いや音、空気感を感じ、
そして味わう…
土地と和菓子を五感で感じて欲しい。
さあ、おいしくて楽しくて、わくわくする和菓子の旅に一緒に出ませんか?
“旅わが”おすすめの
「和菓子をめぐる旅〜春編〜」
をご紹介します!
深い山々、美しい清流に囲まれた奈良県東吉野村。
人口約1,600人程のこの村に江戸末期に茶店から始まったという和菓子屋がある。
迎えてくれた西善の三代目、西林さんご夫婦はとても笑顔があたたかく、この環境と相まってとても癒やされた。
西林さんがお一人でつくられる栗羊羹「杣づと(そまづと)」は「山からの贈り物」という意味が名前に込められている。
自然に囲まれてできた素材もつくり方も丁寧な栗羊羹である。
この場所で感じる空気、人、味をぜひ贈り物と一緒に伝えてほしいと思う。
はるばる足を運んででも食べたい栗羊羹にぜひ出逢ってほしい。
奈良県吉野郡東吉野村小川701番地
8:00 ~ 19:00
水曜日
四条醒ヶ井(さめがい)の地で200年以上続く老舗「亀屋良長」。
初代がこの地を選んだ理由は、和菓子づくりの味を左右する良質な水を選んでのこと。
今もこんこんと湧き出る清らかな水を和菓子づくりの土台としている。
純粋にあんこだけを楽しみたい、ツウなあなたにおすすめなのが「烏羽玉(うばたま)」。
さらに女将考案だという「スライスようかん」は、丹波大納言小豆のようかんを1枚1枚手でスライスし、白小豆のバターようかんとケシの実を乗せたアイデアの1品。
あんこ好きにはどちらも必食!!
亀屋良長本店は、京都市内の中心部「四条堀川」という便利な立地にあるので、立ち寄りやすい。
市内随所にある桜の名所を愛でながら、観光名所めぐりと甘味も楽しむ「京都ならではの春旅」をぜひ楽しんでいただきたい。
京都市下京区四条通油小路西入柏屋町17-19
9:30~18:30
年中無休
青森県弘前市にある、津軽地方の中心都市、弘前に、あんこがおいしいと自信を持っておすすめする和菓子屋「菓子処 寿々炉(すずろ)」。
京菓子の流れをくんだ季節の上生菓子には定評がある。
すべて自家製するあんこから生まれる和菓子は、どれも品があり、弘前まで来てよかった!と思わず唸ってしまうおいしさ。
その代表銘菓「寿々炉」は、お店の名前を背負った自慢の一品。
しっとりとした仕上がりが上品でおいしい。青森ならではのりんごの和菓子「芳華」もおすすめ。甘酸っぱさとやわらかさの合う味である。
弘前は、山々の自然はもちろん、歴史や文化的価値のある城下町の町並みや、注目のアートが楽しめる観光スポット。
寿々炉本店は、お茶室も併設。休憩に、お抹茶とお菓子で“ほっとひと息”してみるのはいかが?
青森県弘前市田代町14-2
9:30〜17:00
水曜日不定休
(※営業時間は変更の可能性がございます。店舗にお問い合わせください。)
カステラといえば長崎カステラの印象が強いが、それより約15年前にここ平戸に伝わっていたという。
創業250年以上の老舗「熊屋」で、代々受け継がれる銘菓の「二百年かすてら『暦』」は、国内のみならず海外でも人気の逸品。
プレーンと店頭で人気の紅茶の2種類セット!
平戸の人たちに大切にされたからこそ続いているという想いは強く…
和菓子を通じて平戸の事ももっと知ってもらいたいと八代目店主の熊屋さんは語る。
また、お店でも人気商品の「麩饅頭」は、 瑞々しくもっちりした生麩に自慢のあんこが詰まっている。
「よもぎ麩とこしあん」「ごま麩と粒あん」時期によって変わる「季節の麩饅頭」の3種類。
春の麩饅頭は、「桜の麩饅頭」。
淡いピンク色がなんともかわいい!
熊屋の和菓子との出逢いをきっかけに、ぜひ異国情緒と歴史を感じる平戸を旅してほしい。
長崎県平戸市魚の棚町324
8:30〜19:00(土日祝は18:00)
年中無休
旅先での休憩やお土産に、
嬉しいのはやっぱり甘いもの。
その土地らしい和菓子を
旅のおともに、美しい桜が咲き誇る
春の日本各地を旅する…
そんなとっておきの“春旅”を
ぜひ、お楽しみください!